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書籍:人生の原理(著者:小宮一慶) より
〜 人生の原理(著者:小宮一慶) 〜
何が大切で、何が正しいのか。
「人生の原理」を知れば、あなたは迷わなくなる。
はじめに(P.3)
うまくいく人とうまくいかない人の違いは何か。運のいい人と悪い人の違いはどこにあるのか。
それはひと言でいえば、考え方の違いに尽きるでしょう。
どのような考え方を持つかで人生は決まるといっても、過言ではありません。
では、どのような考え方を持てばよいのでしょうか。
本書は、その問いに対する私なりの答えをまとめたものです。
道に迷ったとき。
大事なことを決断しなくてはいけないとき。
何が正しくて、何が間違っているのか、分からなくなったとき。
一心不乱に仕事に取り組んでいるとき。
大きな失敗をして失意のどん底にいるとき。
成功を収めたはずなのに、幸せを感じられないとき。
ここぞという大きな勝負に出るとき。
いついかなるときであっても、自分のなかに原理・原則があれば、自信を持って生きていくことができるはずです。
私自身、世の中の原理・原則を学ぶために、古今東西にまたがる多くの書物を渉猟してきました。
本書が経営コンサルタントの仕事を通じて私が体験としてつかんだ知恵を、
先達から学んだ「人生の原理」に照らし合わせ、書き綴ったものです。
本書が皆さまの「人生の原理」になることを願ってやみません。
あとがき(P.219)
(前略)
いまの私の仕事は経営コンサルタントですが、
その目的は、お客さまなど私にかかわるすべての方々に成功していただくことです。
別にきれいごとをいっているわけではありません。
私にかかわる方々が成功されれば、そのまま私の成功に直結するからです。
仕事や人生を成功させるには「原則」があります。
この本のところどころでもそのことを書きましたが、それは、前向きにものごとをとらえること、
そして利他の心を持ってものごとにあたることだと思っています。
長い人生を送っていく中にはさまざまなことが起こります。
いいことも悪いことも、本当にいろんなことが起こります。私の場合もそうでした。
それを前向きな姿勢で取り組むことができるかどうか、それがまず大切です。
そして、前向きに取り組みながらも、自分と同様にほかの人も利するように取り組んでいけるかどうか、
その気持ちが大切なのです。
分かっていてもなかなかできないことも少なくありません。
しかしそれでも、「どう考えればよいのか」を知っておくことが大切だと思います。
それを分かってさえいれば、自分がぶれた場合でも、元に戻ってくるところがあるからです。
本書で触れた「振り子の原点」です。
(以下略)
人生の原理(著者:小宮一慶)
本書は、当たり前であるが、とても基本的かつ大切な事柄をシンプルにまとめてある本です。
世の中から原理・原則を学び、そして自らの中に原理・原則としてそれを再構築していく。
そのための指針として参考になる書籍であると思われます。
また、小宮氏は次のような著書も書かれています。
社長の教科書―リーダーが身につけるべき経営の原理原則50
<内容紹介より>
この危機のときに、リーダーは何を学ぶべきなのか?混迷する時代に経営者は何を学び、どう実践すればいいのか。
今こそ経営の原点に立ち返るときである。経営には、いつの時代にも変わらない普遍の原理原則がある。全リーダー必読の実践の書。
参考文献 |